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〒327-0843 栃木県佐野市堀米町456-4

 0283-55-0066

①整骨院って何をするところ?

 

肩や首・腰など関節の痛み・外傷(ケガ)の診療を主に行います。

外傷と聞くとよほどのことと思いますが、筋肉や関節に痛みがある場合の多くは、以下のような外傷が関係しています。

 

 (1)急性のケガの施術をします。

 

  「歩いていて転んで膝を打って痛めた、

       お風呂の掃除をして腰を痛めた」など

  原因がはっきりしている場合を「急性外傷」と呼び、

  健康保険を使っての診療が出来ます。

 

 

 (2)亜急性のケガの施術をします。

      「亜急性外傷」とは耳慣れない言葉ですが、

  「ケガをしてから時間が経ったもの」ではなく、

   例えば子育て時の抱っこや家事・清掃の際に、

   不良姿勢で力を入れる動作を繰り返したり、

 

   登山や遠出、町内会清掃等で負荷の高い動作が

   続いて負担を重ねた事で悪化した外傷

  「亜急性外傷」と呼びます。

 

   検査観察をして以下の(3)ではなく

         「亜急性外傷」と判断出来たら、

   健康保険を使っての診療が出来ます。

 

 (3)運動器(手足腰首等)由来の

          慢性の痛みへの施術をします

 

  いわゆる肩こりや長期に及ぶ慢性腰痛、ケガをした

   状態が確認できないもの等に対する施術です。

   この場合は保険外の自費診療となります。

②「柔道整復師」って何?

 

整骨院で患者さんの施術をする人のことです。

 

医師・看護師・理学療法士・薬剤師等と並び、

医療分野の国家資格です。

 

→より詳しくは柔道整復師会HPをご参照下さい。

 

③「整復」とは?

 

私たち柔道整復師は、

その名の通り「整復」という施術を行います。

 

これは痛めた患部の損傷組織や関節の適合性を

元の位置に戻す施術です。

 

この状態にすることで

患部は治癒過程に沿って

元の状態に戻りやすくなります。

 

例えば捻挫など関節損傷が起きた場合、

包帯で固定して安静を図るだけですと、

痛みが引いた後も違和感が残ったり、

関節の緩みが残り、以前の様に動けなかったり、

再負傷しやすくなります。

 

「捻挫をするとクセになる」とよく言いますが、

これは正しい施術や整復が施されなかった為

起こる場合が多いです。

 

関節に正常に荷重が出来ない為、

その後そのしわ寄せとして

体の他の場所にも連鎖した異常が生まれてゆきます。

 

未だ「捻挫くらい・・・」という認識の甘さがありますが、

その後の悲劇を生むことが多いです

 

ですのでどこか痛めた場合は

正しい「整復」が行える柔道整復師に是非ご相談下さい。 

④整復後の「固定」が大切です。

 

「整復」をすると・・・

関節の整復をすると、骨組みの凹凸がしっかり嵌り、

関節液の潤滑性が正常化し、緩みを残しません。

 

筋損傷(肉離れ等)の整復をすると、

離れていた筋組織の配列が整備されます。

 

しかしこのままでは

不安定で元の悪い状態に戻ってしまいがちです

 

どちらも整復後に「固定」を行います。

 

施術した状態が馴染んだり安定する為、早く治ります。

 

方法は

テーピング・包帯からギプスシーネ、

サポータ、コルセット等、

患者さんの損傷度合や

仕事・生活様式により最良のもの(普段履いている靴のまま装着出来るサポーター等)を選択します。

 

固定後は腫れや痛みなど炎症状態の消失が早まり、

関節や筋肉組織の剛性力が高まります。

⑤ケガが治るとは?

 

「痛みがなくなったので治りました。」

・・・これは間違いではないのですが、

 

ケガがしっかりと治るには、

「痛み」とは別に「病理学的治癒日数」がかかります。

 

痛めた関節や筋肉の組織が

正常化するまでの日数のことです。

 

期間を待たずに、

「痛みが無くなったから普通に部活(や家事)をやった」ら、

「またすぐ痛くなった」りします。

 

ですので痛みが無くなったら先生に診てもらって

治癒の判断をしてもらいましょう。

 

以上、整骨院で

正しい「整復」・整復後の「固定」・

「病理学的治癒日数に即した管理」

が行えると、予後が全く違います。

 

キチンと治して

健康を、笑顔を取り戻しましょう。

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